スポニチアネックス
「琉球怪談」シリーズなどで知られる作家の小原猛氏(54)が。22日までに自身のツイッターを更新。自身の話を芸人に“丸パクリ”され法的措置をとると宣言した件について言及した。
小原氏を巡っては、自身オリジナルの怪談話を、かつて「KICK☆」の芸名でお笑い番組「エンタの神様」などで人気を博したお笑いタレント・占い師のサイキック芸人キックが、18年放送のメ~テレ「超ムーの世界R」で許可なく話していたと主張。“丸パクリ”されたとして「週明けに弁護士と協議の上、正式に訴えることにしました」と報告していた。メ~テレは現在、当該放送の配信を停止。キックは自身のSNSで番組降板を発表し、21日には、YouTubeの生配信番組で謝罪し釈明した。
小原氏は、自身のもとへの謝罪がないにもかかわらず番組でこの件について語っていることについて「せっかく弁護士を雇っているのに台無し」と投稿。「弁護士の元にはまだ何も連絡ありません。一体誰が何に謝罪したのでしょうか? 謝罪というものは、まず目の前の相手に向けて謝るものです。そこに相手はいましたか?」と問いかけ「もう一度いいますが弁護士からは謝罪の連絡はきていません。あちら側の著作権の見解についての連絡はありました。しかし謝罪についての連絡はありません。まず弁護士を通じて相手に話すべきです」と指摘。「私もラジオをやっていますがそこで喋るつもりはありません」と弁護士を通さずに公共の場で話すのは筋違いだといい「『まだ』喋るつもりはない、ということです。それは弁護士さんの顔に泥を塗るのと同じです。手続きが終了した時点で、すべて話します」とした。

キックの主張を読む限り、みんな知ってることを文章にしても著作権は発生しないと勘違いしてるっぽいね
確かに「アイデアには著作権は発生しない」のだけど、アイデアを実装したもの(文章だったり、絵だったり、彫刻だったり)の表現には著作権が発生するのに
キックとしては「みんな知ってる話しをまとめただけのものなのに、何で権利主張してんのか?」と思ってる節が見えるね
**
ブログでは「お騒がせしております件に関してご報告です」とし、「ただいま双方代理人を立て話し合いをしているので、詳しいコメントは控えさせていただきたいと思いますが、端的に申し上げますと今回、作家さんから『私の話』を承諾なくしたのだから著作権侵害にあたるとのご指摘を受けております」と説明した。続けて「私としては著作権侵害にあたるのであれば、直ちに謝罪し、誠実に対応する必要があると考えております」とした。
一方で「弁護士さんが言うには、著作権は話を創作した人に発生するとのことなのですが、今回の件で私がお話した話は、作家さん自身も人から聞いた話とのことであり、どの部分に作家さんの著作権があるか私には分からず、しかも、作家さんからも著作権侵害との指摘はあるものの、どの部分に作家さんの著作権があるかを明確にしていただけておりません」と明かし、「私としても困惑しており、どのように対応していいか分からない状態」だと伝えた。現在、代理人を通じて事実関係を確認しているという。
また、「『著作権』というのは私達もよく耳にする言葉ですが、例えば伝承のように古くからあるお話には当然に著作権はなくなっていたり、事実を単に述べたようなものには著作権が発生しないなど、専門家でないと判断が難しい点も多々あるようです」とも釈明。「このため、本件についてもしっかりと弁護士さんの見解を伺いながら誠意を持って対処していく所存でございます。また経緯も含めて改めてどこかでお話させて頂けたらと思っておりますので宜しくお願い申し上げます」とつづった。
あぁほら、やっぱり俺と同じ考えだったんだね
芸人は昔話の桃太郎を本で読んで、猿やキジや犬の登場人物やきび団子もディテール通り忠実に伝えて話しただけとも受け取れるよね
桃太郎は桃をあげて家来にしたニワトリとタヌキと猫を引き連れて鬼を退治しに行きました。じゃ桃太郎の話じゃないわけだ
桃太郎の話を本に書いたのは俺だ!と言われても桃太郎の話自体は昔からあるものだもんね
本で読んだ民話や昔話をそのまま話しただけなんだから裁判なりなんなりでお互い納得行くまでやり合うしかないよね
その表現の仕方も色々あるよ
それを形にしたものには著作権が発生する
話のプロットには著作権は発生しなくてもね
「海賊王に、オレはなる!」
「私は将来 海賊王に是非ともなりたいと、強く願っております」
では同じことを伝えているけど、印象もずいぶん変わるでしょ?
これはそれぞれ異なる著作物だよ
だから伝承として怖い話の筋は他人から聞いたとしても、怪談として怖い印象として伝わるように、言葉や表現を選んだり、言葉の順番を変えたり、状況説明の文章を追加したり、と工夫して作ったものは著作物なんだよ
で、今回はキックがそれを勝手使って、その上でそれを作った人に「どこが著作物なの?」って主張してる
筋としてはキックが悪いと思う
こんなの言ってたらやりすぎ都市伝説とか全部パクリじゃん
映画なんかもきさらぎ駅とかあのあたりのオカ板の怖い話の映画とか本とか作者に許可取ってるのか?
丸パクリだからダメなんだよ
キックは元の話に著作権は無いとか言ってるみたいだが作家が味付けして改変したならそれは二次創作
それを丸パクリは犯罪
キックはそこ理解してないぽい
そう主張してるなら裁判でやりあうしかないんじゃない
たぶんそれやると今わりと盛り上がってる怖い話とか都市伝説ブーム終わると思うよ
そのうちYouTuberとかがあの話はおれが考えたとか、逆にあの有名YouTuberの話はおれのこのブログのパクリとかで
みんなパクって恩恵受けてんだろうから黙っといた方がいいと思うけどね
だから創作部分はどこなのか聞いてるんじゃないのか
この芸人は本で読んだ沖縄に語り継がれる民話を忠実にそのまま話しただけでしょ?
これって当たり前の話で、今から桃太郎の話しますって言って、昔々アメリカのニューヨークで・・・って語り始めたら絶対おかしいじゃん
そこに文句つけるなら実話怪談とかつけちゃいけないし創作として売らないといけないよね
テレビで大まかな映画のあらすじ語ったりするのと大差ないように感じる
おれもそう思うなぁ
その文章表現も色々工夫して作ることができて、そうして作ったものは著作物なんの
今回はキックがそれを丸々盗用したからアウトなのだが、キックがそれを理解できてない
ネタにしてるだけだから、小原には権利はない、著作権の
有り無しが曖昧だそうだけど
今回のでよく分からないのが配信停止と番組降板までしているのにそこで争おうとしているところだわ
それなら今の段階で配信停止はともかく番組降板する必要は無いような
怪談を自分で考えたって言っちゃったらその怪談は嘘っぱちだって事になるもんな
他人から聞いた話なら著作権は発生しないしキックは上手い返しを思いついたな
ってケンカふっかけてるからな
もう法廷に入る前の前哨戦が
始まってるんだよ
創作物に対する著作権はあるのかもな
あんたの実体験をライター100人の前で話して
ライター100人がそれぞれ記事に起こしたら100人全員が著作権を主張できるんやで?
グリム童話や遠野物語みたいなものじゃないか?
グリム童話も、翻訳者によって色々違いがあって、それぞれ別々の著作物だよ
誰かから聞いた話、知ってる話を話すならOK
実在する書籍を読み上げるのはアウト(著作権切れを除く)

著作物を無許可で朗読したってことだね。裁判の結果はどうなるのかな。